歯がグラグラする

歯がグラグラしたり、歯ぐきから膿が出たりすることはありませんか?
「それほど痛くないからまだ、大丈夫!! だと思う。。。。」と考えていませんか?

もしかしたら、歯周病が進行しているのかもしれません。

実は 歯ぐきの骨が溶けるという歯周病(昔は歯槽膿漏・シソーノーローと呼ばれてました)というのは、ほとんど痛みがなく進行するものなのです。

とくに、タバコを吸われる方は要注意です。
タバコを吸われていると、歯周病が進行していたとしても、歯ブラシをしてもほとんど血が出ません。そのため、かなり歯周病が進行して抜かなければならない状態になるまで、つまりグラグラしてくるまで、ご自分で気がつかないことが多いのです。

そこまで、歯周病が進行しまったら、結果として抜いてしまう以外に治療法がなくなってしまうこともあります。
そうなる前に歯科医院で歯ぐきの検査をして、歯周病の治療を行い、歯を残していくことが一番大切です。

治療が終わっても、ご自身での歯と歯ぐきのお手入れをしていただくことはもちろんですが、歯周病は生活習慣病、感染症でもあるので、定期的に歯科医院でプロフェッショナルケアをしていくことが肝心です。

歯科医院では、主に歯科衛生士による、歯と歯茎のチェックの後、汚れをきれいサッパリ、クリーニングしてもらいましょう。そして、歯科医師にかみ合わせや、歯と歯ぐきの状態をチェックしてもらっていれば、10年後のお口の中は今とそれほど変わらない、いい状態で保てます!

学術的にも証明されており、きちんと歯周病の治療をしたあと、定期的に歯科医院でお口のケアを受けておられる方は、歯周病で歯を失うことがほとんどありません。

 

残念ながら、手当が遅れた為に歯を抜かなければならない場合もあります。
歯を失ってしまった場合、噛む機能を回復し、見た目を改善するには主に3通りの方法があります。
入れ歯、ブリッジ、インプラントです。どれも一度は耳にしたことがあると思います。

ブリッジは 失った歯の両脇にある歯を削って、型をとり橋のように繋げてかぶせます。取り外しはしなくていいので楽で、金属性なら保険も適応できるものもあります。
しかし、健康な歯を削らなければならないことと、2本の歯で3本分の歯の力を受けることになり、特に奥歯では過重負担になります。また、掃除がしにくいので土台の歯が虫歯になりやすい、という欠点があり、平均して5年から7年で壊れてしまうというデータがあります。

次に、入れ歯ですが、よくテレビで入れ歯洗浄材のコマーシャルをやっているのでイメージはわきやすいと思います。歯をほとんど削らない、保険がきく入れ歯もあるというメリットもあります。
しかし、食後毎回取り外して洗わなければならない、異物感が大きくバネがかかる歯に負担がかかるなどのデメリットもあります。

もうひとつの治療法が インプラント治療です。チタン製の人工の歯の土台を歯があったところに埋め込み、その土台の上にかぶせものを入れる治療法です。保険が効かない、治療に時間がかかる場合もあるなどデメリットもあります。
しかし、隣の歯を削らない、ブリッジ、入れ歯のように隣の歯に負担をかけない、食後の取り外しがいらない、骨が溶けていかない等のメリットが大きい治療法です。

現時点では最も優れた治療法で、特に一本だけ歯を失ってしまった場合はインプラントをお勧めします。
従来の治療では、1本の歯を失った場合は、主にブリッジで治療されてきました。それが壊れたら今度は部分入れ歯になり、そのバネのかかる歯がなくなったら少しずつ大きな入れ歯になり、最終的に総入れ歯になるといった負の連鎖が過去には起こってきたわけです。
みんなが総入れ歯になることはありませんが、現実問題として日本人は、80歳の時に残っている歯は、3~4本なんです。

予防歯科が広まるにつれて、少しずつ残る歯は増えていくと予想されますが、今までと同じことをしていると80歳で数本しか歯が残らない、というのが現実なのです。
その負の連鎖の第一段階が、歯を削ってブリッジにするところから始まります。最初のドミノを倒さないことが大事ですよね。そういう理由で、現在のところはインプラント治療が一番いい治療です。

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